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1月20日~1月24日振り返り

週次パフォーマンス(%)年累計
自分+0.6%+2.1%
日経平均+3.9%+0.1%
TOPIX+2.7%▲1.2%
グロース250+2.4%▲0.5%
目次

Macbee Planetの値動きについていけなかった1週間

先週末の振り返りの考え方では3,030円~3,130円くらいのレンジ相場を想定していた。月曜日から大きく上げて、予定通り3,130円前後で一度600株を売却したが、その後上がり続けて3,180円でさらに400株を売却した。

その日は、これ以上下がらない傾向に見えたのでその日のうちに売りすぎた400株は3,175円で買い戻し。

火曜日大きく下げ、続く水曜日も下げたので3,030円で買い戻し。ここまでは、一応3,030円~3,130円の値幅を一度600株で取れたことになるが、翌日も下げ続け一時2,820円程度まで下げた。この時点で不安に苛まれてし、またしばらく塩漬けかという気持ちになった。

先週1週間ある程度底堅かったというだけで、特に値動きの激しいMacbee Planetの下げるリスクをあまり想定できていなかったという印象。結果的に金曜日に前日比+183円(+6.48%)の大幅高となり、週次で見ると大やけどしていないように見えるが、メンタルを揺さぶられていて全然戦略的にトレードができていなかったという印象がある。

来週も値動きが荒い展開が予想されそうではあるが、現状他の投資を増やしていて、ここに追加の資金は投じれないので値幅を2,850円~3,200円くらいのレンジを想定して、3,180円頃で一部利確して2,800円台まで下がれば買い戻すような動き方をしたい。

Revolutionの大幅値下げ

Revolutionは、下げ続けて▲15.8%となった。投資アイディアが安直すぎて素人の多くが思いつきそうなものなので、確かに優待の権利確定前に強い売りが来ることは予想すべきだったように思う。とはいえ利回りが20%超えている水準で安すぎることに変わりもなく、不動産のインフレが収まる気配もないのでどこかで値動き荒く戻ってくる確率も高いと思うので一旦保有し続ける方針

第一稀元素化学

今週新たに購入。第2四半期に業績を下方修正している。第2四半期までは営業利益を上方修正し、経常利益が大幅に減っているが、これは関係会社間の貸付金の為替が影響したもの。

https://www.buffett-code.com/disclosures/dfc565a431c57697c460fb/preview

関係会社間貸付の影響

この会社の貸付は会計的に少し面白い。日本の親会社とベトナムの子会社間の貸付に関して第2四半期まで為替差損が生じている。(1,743百万円でQ2までの営業利益をすべて吹き飛ばすような金額)

貸付金はドル建てであり、日本の会社では第2四半期末(9月末)のドル/円レートが円高に振れていたため大きな為替差損が生じていた。一方でベトナム側は、3ヶ月遅れの決算となっており、この貸付金は6月末レートのドン/ドルレートで評価している。12月から6月の間にドル高ドン安が進んでいたためベトナム側でも為替差損が生じている。(ベトナム側は債務側なのでドル高になるとベトナムベースの財務諸表では債務が増加し、為替差損となる。)

グループ間の取引は基本的に消去するものだと連結会計を習った人は思いがちではあるが、為替差損は明文規定がなく、消去されないことも多い。(なお国際会計基準については明文規定があるが、国際会計基準の場合でも貸付金が長期に返還されないということが確かな場合だけこの為替差損は消去され、短期的に決済される可能性がある場合はむしろ為替差損のまま残すことが適切である旨が書かれている。)

ちなみに第3四半期は12月末なので既にこの評価される為替レートは確定しており、計算してみるとQ3まで17億円あった為替差損がなくなり、逆に為替差益が7億円弱ほど出る計算になる。

ですので、基本的にQ3で上方修正が出ることはほぼ確実視される。もちろん毎四半期この為替差損が出ることは開示されているので、普通にまともな投資家であればこれを考慮の上で投資をしているため株価に影響ないと考えるのが一般的ではあるかと思う。

ただ、第一稀元素化学工業はこの3ヶ月でも株価を大きく下げており、一定Q2まで利益が薄すぎたことによる不安であったり、減配リスク等も加味して価格が落ちすぎていたのではないかという想定もできる。

下期の業績予想は上期営業利益15.5億円に対して6.5億円となっており、それなりに自動車業界の不調を既に織り込んでいる水準にもなっているので、営業利益以上の下方修正リスクはそこまで大きくない。

単純に見かけ上利益が良くなるだけでも銘柄に対する心証がかなり改善して株価が上がる余地があると考え、業績予想の修正が出るまでの間保有することにした。修正~決算までの期間を目途に処分するので投資期間は1か月未満と短め。

トランザクション・メディア・ネットワークス

先週の大下方修正で軟調になることが予想され300円を割ったら買うことを検討すると先週のブログで書いていたが、結局一時320円程度まで下がったものの、最終的には週次で+になるまで戻した。グロースのマーケットの回復に助けられた感はある。

しばらく、強い展開は期待できそうもないので、大きく下がった場合だけ追加購入を検討する。

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